2011年04月25日

【東京】加藤農園で体験

最近、練馬区で大人気となっているのが、「体験農園型」の市民農地です。
5年間の交渉の末、練馬区が市街化区域における農地を「生産緑地」として認め体験
農園が発足しました。


ここでは、農主さんの栽培計画に則って野菜作りを行います。
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一列に並んだネギの、美しいことぴかぴか(新しい)
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自由度が低い分、管理をプロに教えてもらえるので、
失敗が少なく、なんと、収穫した野菜をスーパーマーケットで
買ったと仮定すると、年間少なくとも4〜5万円にもなり、
収穫量の多い人では9万円もの金額になるそうです。

さらに、茨城での米作り、味噌醤油つくりなどの体験を提供したり、年度の初めに
先ず交流会を催し参加者どうしの交流を促す活動をしています。

コミュニケーションの無い体験農園は経営が難しいという経験から、利用者同士の
交流を重視した経営を行っているのです。
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posted by まちの畑 at 16:00| つちの畑

2011年04月11日

【東京】江戸東京・伝統野菜研究会の「宮寺農園」

小平で江戸野菜を栽培する宮寺農園を訪れました。
のらぼう菜、亀戸大根、金町コカブ、馬込人参、また、中国野菜の紅菜苔(コウサイタイ)など
多種多様な野菜の栽培をおこなっています。

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種屋さんで扱っていないような野菜も多く、知り合いの農家や
亀戸の神社から亀戸大根の種を譲り受けたりしたこともあるそうです。
これらの種は、コンタミネーションを防ぐため、花の時期には
昆虫や花粉から隔離しなければならず、種をとるのにも一苦労です。


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畑の隣ではウコッケイを育てており、新鮮でおいしい卵もぴかぴか(新しい)新月
青梗菜を卸している飲食店からもらった麺が大好物のウコッケイ。
その鶏糞が畑の肥料となり、また美味しい青梗菜を育てるサイクルとなります。

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宮寺さんの野菜は、レストランMikuni Marunouchiにて供されています。
江戸東京野菜をお楽しみくださいかわいい



posted by まちの畑 at 12:00| つちの畑