2010年12月27日

【東京】パソナO2「オフィスでも菜園」

前回に引き続き、パソナO2ビル内部の菜園をご紹介します。

エントランスを抜けて2階にあがると多目的ラウンジがあり、そこではきゅうりやひょうたん、ゴーヤのつるが
パーテーション代わりになっています。
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その横には植物工場があり、サラダ菜のような葉っぱものを生産しています。液晶テレビのバックライトなどに使用される
HEFL照明を使用することで、蛍光灯に比べて25%の省エネを実現しているそうです。
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オフィスで枝になっているトマトやひょうたんを見るとは、なんともいえない不思議な空間です。
しかし、観葉植物の代わりに野菜、またはインテリアとして野菜を使用することで、都心で働く人にとっても季節を感じられる、
心癒される空間となるのではないでしょうか。
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posted by まちの畑 at 16:38| あかりの畑

2010年12月13日

【東京】パソナO2「エントランスで稲作」

人材派遣のパソナが新しい本社ビルに水田や植物工場を作って公開しています。
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農業関連の人材育成という目的でつくったものですが、東京駅を目の前にしたビル内にある水田は不思議な光景です。

まず驚くのは人工照明の明るさです。ナトリウムランプとメタルハライドランプを使って5万ルクスの光で育てています。
太陽光が3〜10万ルクスなので実際に近い照度ですが、眩しく熱いです。照度のコンサルを行った緑花技研の藤田代表の説明では、
「イネ全体では100,000LXでも飽和点に達しない、また16時間以上の光照射でも正常な生育をしない」ということでした。
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土の厚さは25cm。条件がいいためか生育はよく、1mを越える稲には穂がついて、収穫も行ったそうです。
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ここにはレタスの植物工場(水耕)や様々な野菜のプランターも置かれているため、数回に分けて紹介していきたいと思います。
posted by まちの畑 at 13:00| Comment(37) | あかりの畑

2010年02月26日

【東京】汐留農園「屋内植物工場システム」

再開発地区「シオサイト」の超高層ビル「カレッタ汐留」にある植物工場のショールームです。
(株)電通ファシリティの新規事業として開発した小型の植物工場システムであり、関東経済産業局の助成を受けているそうです。

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レストラン内に設置して、その場でレタスなどの葉菜を収穫・調理するイメージです。野菜は水耕方式を採用し、発芽から32日間かけてベルトコンベアの上を画面右から左へと流れていきます。終点に着くと収穫されます。

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照明はCCFL管を用いています。小規模の場合にはLEDより省エネ効果が大きくなる。

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汐留菜園は2月までの展示となり、3月1日からさいたま新都心合同庁舎内に展示しています。

詳しくはこちらをご覧ください。
posted by まちの畑 at 18:11 | TrackBack(0) | あかりの畑